電子電気工学の初歩

### オームの法則
– 物質の電流の流しにくさを示す指標が「抵抗率」
– 一般的に動線材料には銅が使われている 銀も抵抗率が低いが高価
– 1秒間に1[ C ](クーロン)の電荷が通過したときに1[A](アンペア)流れていると定義される
– 抵抗率と長さは比例、太さは反比例
R[Ω](抵抗値) = ρ[Ωm](抵抗率ロー) x l[m](長さ) / S[m^2](太さ)

### 電源
回路の両端に電位差あるいは電圧を発生する機械によって電子が移動して電流が流れる
電子回路を考える上では「電流」「抵抗」「電圧」を考えなければならない
電子の移動速度I[A]は電圧の大きさE[V]に比例、抵抗の大きさR[Ω]に反比例
I = E/R
P = E * I = I * R * I = I^2R[W]
消費電力とは電気エネルギーのことを指している

### 直接接続と並列接続
直接接続した場合の抵抗はR = R1 + R2と足し算で表す
並列接続した場合は 1/R = 1/R1 + 1/R2 と逆数の足し算で表す

### 直流と交流
直流: 電圧の向きが一定で、電流が一方向に流れる。+と-が明確に決められている。電池やACアダプターなどの出力は直流
交流: 0[V]を中心に時間的に電圧に向きが変化する 1秒間に何回電圧の向きが変化するのかを「周波数」といい、[Hz:ヘルツ]で表す
-> 電圧の向きが交互に交互に変わる

### 抵抗
電気回路、電子回路の一番の基本:種類の選定、抵抗値の大きさ、抵抗の使用電力範囲に注意
炭素皮膜抵抗器(LED)、金属皮膜抵抗器、酸化皮膜抵抗器、巻線抵抗器、セメント抵抗器、チップ抵抗器など用途によって使い分ける
カラーコードが抵抗を表す e.g. 1000+-50[Ω]
許容電力量も重要

### コンデンサ
電子素子、交流電流は通過させるが直流電流は遮る この性質を利用してノイズ対策などによく使われる
静電容量あるいは容量と呼ばれ、単位は[F:ファラド]
コンデンサは1[μ(マイクロ)]〜1[p(ピコ)F]
アルミ電解コンデンサ[LED]、タンタル電解コンデンサ、セラミックコンデンサ、フィルムコンデンサなどよく使われる
耐電圧が決められている

### スイッチ
電流のON/OFFや回路動作の切り替えに使う
スライドスイッチ、トグルスイッチ: 電源スイッチによく使われる
プッシュスイッチ、ロータリースイッチなど

### トランジスタ・FET
電流量を制御できる素子
三本の足があり、それぞれエミッタ[E]、コレクタ[ C ]、ベース[B]
半導体がpnp構造もしくはnpn構造になっている
FETはゲートに電圧を印加する ソース、ゲート、ドレイン

### 定電流ダイオード
加える電圧に関わらず一定の電流を流す素子

抵抗やコンデンサ、スイッチ、トランジスタで半導体の電力、電圧を制御してるってことかね?
抵抗やトランジスタの配置は、プログラミングでいうアルゴリズムを考えるようなものかね?
電子回路の構成って、フレームワークみたいにある程度型はあるんでしょうか?それとも、何か作るときは電子回路の設計図をゼロから書くのでしょうか?

文系で独学で電子回路を学んでる人は、どうやって学んでるんやろうか?