PowerPCと他のCPU(x86, MIPS, ARM)との最も異なる点は、条件比較命令で変化する条件レジスタが 8 セットあり、比較命令でフラグを設定する条件レジスタを指定することができ、各セット間の論理演算が可能な点と分岐命令の分岐条件に条件レジスタの 8セットのうちの1つを指定できる点
読み書きの対象となるメモリアドレスの指定方法(アドレッシングモード)が単純である一方、ネイティブなニーモニックが複雑(人間向きでない)
MIPS, ARMと同様に命令が32ビット固定長、ARMと同じくMIPSやSHので採用されている遅延スロット(慣性:分岐する場合でも1命令余分に実行)がない、 MIPSと同じくx86やARMが持つようなレジスタをスタック退避する便利な命令がない (MIPSよりは便利)といった、MIPSとARMの中間の性質がある
### 汎用レジスタ
32本の汎用レジスタ(General Purpose Register)があり、演算命令、比較命令、メモリ転送命令など多くの命令のオペランドとして使い、数値、アドレスを格納