例外とは、プログラム実行時に発生するエラーのことです。C#の例外処理機能を使えば、実行中に発生する予期しないエラーや例外的な状況に対処できます。
C#では、「try」「catch」「finally」のキーワードを使って、例外処理を記述します。
最も基本的な書き方を以下に示します。
try {
// なんらかの処理
// この中で、例外が発生する可能性あり
} catch {
// 例外が発生したときに処理したいコード
}
例外の発生を検出したい場合は、tryブロック内に記述します。tryブロック内で何らかの例外が発生すると、処理が中断され、catchブロックに処理が遷移します。次のコードで確認してみてください。
using System;
namespace Gushwell.Sample {
class Program {
static void Main(string[] args){
try {
int n = 100;
string s = Console.ReadLine ();
int m = int.Parse (s);
int ans = n / m;
Console.WriteLine (ans);
} catch {
Console.WriteLine ("エラーが発生");
}
Console.ReadLine ();
}
}
}