PoS
トークンの保有量に応じて承認権が与えられる仕組みです。暗号資産を多く保有する承認者に権利が集中しやすいという課題があります。
DPoS
PoSの発展系で、トークンの保有量に応じて投票権が割り当てられ、投票によって取引の承認を委任する仕組みです。保有量と委任された票の合計で承認者が選ばれるため、PoSと比べて民主主義的な仕組みといえます。また、取引承認に必要な承認数を減らすことができるため、高速なトランザクション処理を実現できます。
NPos
NPoSではValidatorとNominatorのStakeの合計が多い上位50〜1,000人がValidatorプールとして選ばれます。ValidatorとNominatorをValidator選別のスキームに取り入れることによって、ネットワーク全体のセキュリティを担保することが可能になります。この仕組みにより単体の大量DOT保持者へのシステムの依存を回避することができ、DOT保持者全員が参加できることにより悪意を持つユーザーがValidatorになることを困難にします(Nominatorに選ばれるには信頼を築く必要があるため)。
PoSだと、保有量が多い方が有利なアルゴリズムだが、Nominated(NPoS)の場合はランダムに選別するので、より公平性が保たれる仕組みですね。