Google Chrome OS ~最新技術と戦略を完全ガイド~を読みました。エンジニアではなく、ジャーナリスト・ライターの視点でgoogleの戦略が分析されており、新鮮味を覚えました。
Chrome OSの構成要素
[webアプリケーション][webサイト][chrome拡張]
[ウィンドウズマネージャ][chromeブラウザ]
[x window][システム・ライブラリ]
[Linuxカーネル]
[ファームウェア*]
[ハードウェア]
ちなみに、このハードウェアとは、従来のPCのBIOSに相当するもので、PC内のEEPROMに格納されており、ハードゥエアの初期化やLinuxカーネルの読み込みなどを行います。Biosとは異なります。
また、起動プロセスは高速化するため、シンプルな処理にしています。
[Chromo OS]
起動、メモリの初期化、カーネルの起動、ハードウェア初期化、各種デーモンの起動、ログイン、ブラウザの起動
[従来のOS]
起動、メモリー初期化、ハードウェア初期化、スプラッシュスクリーン表示、ブートローダーの起動、カーネルの起動、ハードウェアの初期化、スプラッシュスクリーンの表示、各種デーモンの起動、ログイン、常駐プログラムの起動、スタートアップアプリの起動、ブラウザの起動、ログイン
なるほど、これは処理速度が全く違いますね。起動が遅いと、イライラして、とりあえず席を立ちますからね。
webkitについては、また別の機会に。