ジェスチャ認識

### 1.赤外線LED
概要
– 赤外線LEDの点滅を利用して人の手の重心や指の本数を抽出し、その動きによって機器の操作ができる
※赤外線LEDとは700〜1500nm程度まで近赤外線を発光する
※赤外線は赤色光よりも波長が長い電磁波。LEDはLight Emitting Diodeで光る半導体
※テレビのリモコン操作(トランジスタ駆動)、スマホのデータ通信、不法侵入監視用光源などは赤外線LED
※最近は赤外線カメラと組み合わせて使用される。IR-LEDと書く
※赤外線カメラは物体から放射される赤外線を可視化するカメラ。画像はサーモグラフティ

仕組み
– 赤外線LEDを点滅させ、画像の明暗の差分から物体を抽出
– ノイズキャンセル + 二値化(画像を2階調に変換)
– 抽出した最も大きな領域の重心を算出し、二値画像の突起物を検出(ヒストグラム作成)
– 作成したヒストグラムで指先を認識
– データ出力

### 2.任意の色領域抽出
概要
– RGB画像をHSV(Hue, Saturation, Value)空間に分割し、HSチャンネル画像を用いて肌色領域を抽出
– モフォロジー処理により、手の領域だけ抽出
– オープニング処理により、指の領域のみ抽出
– 取得した指領域の数をカウントする

なるほど、ジェスチャ認識のアプリケーション作るには、赤外線LEDと、それを検出する赤外線カメラが必要ってことか。
とりあえず赤外線LEDと赤外線カメラを買ってみた。

波長:940 nm。 放射距離:7 M
電圧:DC 1.2 - 1.3 V。 極性:アノード(長い部分) カソード(短い部分)
ヘッドサイズ:5.6 x 8.5 mm(最大D * H)
パッケージ内容:10個xエミッタダイオード+ 10個xレシーバダイオード

CVは求められる知識領域が広いなー。。