順序回路は現在の入力と過去の入力で出力が決まる回路
二次情報を記憶する回路をレジスタという、CPU内部の高速演算やデータ処理の一時記憶用途に使われる
一度に記憶できるビット数をレジスタ長といい、レジスタ長が大きいほど高度な作業を高速に行うことができる
64bit CPUとは、「一度に記憶できるビット数が64ビット」という意味。当然32ビットより性能が良い
e.g. D-FFとCK端子をつなぎ合わせると、次のクロックパスが入力されるまで出力が保持される
### シストレジスタ
レジスタ内のデータを1ビット右もしくは左にシフトさせるレジスタをシフトレジスタという
Binデータはクロックに同期して右側へ1段ずつシフトしていく
順次入力されたシリアルデータが一挙に並列出力(パラレル)された状態となる
プリセット端子はD-FF内部状態をリセット(Q=1)する端子、PR=L(0)で有効、H(1)で無効
クリア端子はCLR=0で内部状態がクリア、CLR=1で無効
### カウンタ
2進数を数える回路をバイナリカウンタという
4ビットの場合は16進カウンタという
JK-FF, T-FFで、J=K=1としてクロック信号CKを入力するたびにトグル動作を行い次段の入力となる
値が1ずつ増加をアップカウンタ、減少をダウンカウンタという
FFで時間遅延があるため、完全には同期しておらず、非同期カウンタという(asynchronous)
不要なパルスをハザードという、補出力で対策を講じる