P2Pの連携の動き

Bitcoin core(初回)
1. DNSによる探索
2. クライアントにハードコーディングされている準永久的ノード一覧の参照
3. コマンドラインによるIP指定
※ハードコーディングとは、本来記述すべきでないリソースをソースコードの中に埋め込む事
2回目以降は、ノード一覧を保持したDBを参照して連携
— データの送受信はハッシュをinvメッセージとして相手クライアントに送り、getdataメッセージの送受信から、情報本体をやりとりする

Ethereum
1. あらかじめハードコーディングされているブートストラップノードの一覧を参照して接続
ブートストラップノードは起動時にコマンドラインから指定することもできる
— ハッシュがすべてのノードによって共有されている空間にチェーンとして保存され、ワークプールとして利用される

Hyperledger Fabric
-起動時に指定された起点となるノードに対してディスカバリープロトコルを発行して参加者一覧を入手
-その後、validating peerの場合は、全てのvalidating peerとメッシュ状のネットワークを形成、non-validating peerの場合は、接続許可されている最も近いvalidating peerとのみ接続
— ノード間の通信にgRPCを利用しており、双方向でストリーミングのメッセージングがやりとり可能。シリアライズ化にProtocol buffersを利用

あれ、BitcoinとEthereumって、P2Pも情報の送受信も仕組みが全く違うやんけ。。。
DNS-IPはネット回線のネットワークとしては基本のように思うが、なぜこんなにハードコーディングが使われるんだろうか。。キュリオシティをそそりますね。